Wineryワイナリー

シャトー・ラ・ラズ・カマン

シャトー・ラ・ラズ・カマン

シャトー・ラ・ラズ・カマン
2015年5月16日 訪問
2018年5月23日 訪問
ワイナリー

このワイナリーのぶどう畑は、かつて貴族メリニャン候の騎士「ラ・ラズ・カマン」が所有していたというもの。それをポムロー家の先祖が手にしたのは1857年のことでした。

6代目オーナーであるジャン=フランソワ・ポムローさんは、人並みはずれた情熱を注いで品質向上に取り組んできました。今ではこの地区のリーダー的存在です。

また、元ラガーマンとして、地元ラグビークラブの指導にも励んでいます。

夫婦揃って野鳥保護活動も行っており、ぶどう畑には毎年コウノトリが住み着いて、地元で話題になっているほど心優しいワイナリーです。

現在は、息子のカールさんとラファエルさんが跡を継いでいます。

産地の特徴
ワイン王国のフランスでも、その品質の高さと味わいの多様さで世界的に有名なボルドー地方。
二つの川が合流しジロンド河となって少し下った右岸の「アングラド」と呼ぶ村にシャトーがある。対岸には、かの有名なメドックのポイヤック村がある
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凝縮した丸くリッチな味わいを造り出すワイナリー
栽培:
ジロンド河からアングラド村に続く斜面の粘土石灰質の土壌にぶどうが植わっています。
地中は砂利が混じる石灰質の地層がたくさん重なっています。
その表面には、薄いのだが非常に硬い地層があり、ぶどうの根は大きく育つためにその下へと伸びていかなければならない。

しかしその地層を突き抜ければ、下は適度な保湿力がある土となり、日照りに強いぶどうになります。

ポムロー氏は大変几帳面な性格の持ち主で、畑を細かなブロックに区切り、それぞれのぶどうの出来具合を長年に渡って記録し、ぶどうの品質の等級をつけています。

醸造:
醸造の時は、ブロックごとに収穫したぶどうを別々に醗酵させて、ぶどうの良さを引き出すように注意しています。

そして最上級の原料だけで仕込んだワインのみが、「シャトー名」を冠したトップキュヴェになります。

樽熟成には、材料の原産地、内面の焼き加減、製造メーカーにこだわり、品種や作柄に応じた樽を厳選しています。

シャトー・ラ・ラズ・カマン氏のワイン

シャトー・カマン
シャトー・カマン
シャトー・ラ・ラズ・カマン/ルージュ
シャトー・ラ・ラズ・カマン/ルージュ
シャトー・メリニャン
シャトー・メリニャン
シャトー・ラ・ラズ・カマン / ブラン
シャトー・ラ・ラズ・カマン / ブラン
シャトー・カマン / ロゼ
シャトー・カマン / ロゼ
ロゼ