Wineryワイナリー

シャトー・カッシーニ

シャトー・カッシーニ

シャトー・カッシーニ
2015年5月18日 訪問
2018年5月23日 訪問
ワイナリー

オーナーのアルノーさんは、長年ワインのネゴシアンとしてワインに携わってきましたが、自分でワインを造るという夢を叶えるため、数年かけて畑を探し求め、ついにこのサン・テミリオンで素晴らしい畑に出会いました。

十分に手間暇をかけて非常に丁寧な栽培をしています。

基本は減農薬農法ですが、一部ビオディナミ農法も導入。

醸造においてもなるべく手をかけず、自然に任せたワイン造りを行っています。

リリース以来、パリのレストランや自然派ワインバーなどでオンリストされるなど、大人気を博しています!生産量も非常に少ないため、超レアなお宝ワインです!

オーナーのアルノー氏は、ジャン=ドミニク・カッシーニ(1625-1712)※という天文学者の子孫。
※ ジャン=ドミニク・カッシーニはイタリア出身のフランスの天文学者。土星の4つの衛星を発見するなど数々の功績を残し、またパリ天文台の初代台長も勤めた。
また1997年に打ち上げられた土星探査機カッシーニや、月面や火星のクレーターの名前は、彼にちなんで命名された。

産地の特徴:
サン・テミリオンはドルドーニュ川の右岸に位置し、ジロンド川左岸のメドック地区と双璧をなすボルドーの高級赤ワインの銘醸地で、その歴史地区は周辺の景観とともに世界文化遺産にも登録されている。
サン・テミリオンの超掘り出し物!
栽培:
手間暇をかけて土を丁寧に耕し、ブドウの根が下へ伸びることを最重要視している。殺虫剤のような薬品は一切使わず、病気や害虫に対する農薬も、必要な年にだけ必要最低限のみを使用するリュット・レゾネ(減農薬農法)だが、環境に影響のないものしか使用しないため、実質的にはビオロジック(有機栽培)と言えるかもしれない。
また一部ビオティナミの理論も取り入れ、農業暦を参考にしながら作業を行っている。(プレパラシオンなどはまだ実践していない)

収穫:
選果しながら手摘み。運搬には小さなかごを用い、ブドウの重みで粒が潰れないよう細心の注意を払う。栽培面積が小さいため、1日ですべての収穫を行える。

シャトー・カッシーニ氏のワイン

カッシーニ / サン・テミリオン
カッシーニ / ボルドー